恨めしく思った雪の中の引っ越し
雪が降り注ぐなか、引っ越しをしたことがあります。真冬でも雪がほとんど降らない地域に住んで住いましたが、運の悪いことに私の引っ越し当日に南岸低気圧が近づいてきたのでた。それでも引っ越しを中止するほどの降りでもなかったので予定通り引っ越し作業は行われました。一人暮らしで荷物が少なかったこと、私が大きなタンスなどを持っていなかったことが不幸中の幸いでした。ひとりで持って運ぶのが出来なかったのは冷蔵庫くらいでした。それも小型の冷蔵庫だったので台車に載せることで結果的にはひとりで運ぶことができました。それよりも苦労したのは寒さでした。引っ越し当日は電気もガスも止められていたので暖房器具がまったくなかったのです。石油ストーブでもあれば良かったのですが、一人暮らしで火事が怖かったので暖房はエアコンだけでした。そのエアコンは電気が来ていないので当然ですが使用できませんでした。どうして私が引っ越しをする日に限って雪が降るんだと恨めしく思ったものでした。